【可部線の”勝手踏切”、9月30日に廃止・封鎖決定】広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)
【可部線の”勝手踏切”、9月30日に廃止・封鎖決定】
JR可部線の下祇園ー古市橋間(広島市安佐南区祇園)にある2か所の”勝手踏切”を、9月30日に廃止・封鎖することが決まりました。
廃止・封鎖に先がけて、9月1日夜、封鎖・廃止を周知する看板が現地に設置されています。
昨年10月、現場の”勝手踏切”で死亡事故が発生しました。可部線では同年4月に七軒茶屋ー梅林間(安佐南区緑井)でも死亡事故が起きています。こうした事情を鑑み、昨年の12月議会で”勝手踏切”の封鎖を視野に入れた抜本的対策について取り上げさせていただきました。
広島市とJR西日本、周辺住民が”勝手踏切”について問題意識を共有し、三位一体となって取り組んだ結果、事故から1年も経たないスピード感をもって、改善することになりました。
広島市内には可部線のほか、芸備線、山陽線も通っており、この3線で”勝手踏切”が200か所はあるとみられています。事故で生命を落とすことの重大さは言うまでもありません。さらに、公共交通機関の機能を損なうことの社会的ダメージも決して見過ごしてはなりません。
祇園での迅速な対策をモデルケースに、順次、”勝手踏切”の廃止・封鎖を進めていかなければならないと考えています。
9月30日で封鎖が決定した”勝手踏切”(広島市安佐南区祇園で)
封鎖を周知するための告知文

