【広島市立中学校の防寒着 その後の対応】広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)
【広島市立中学校の防寒着 その後の対応】
広島市立中学校の防寒着に関し、当該校は、防寒のためウインドブレーカー等の上着を着用することを促すため、保護者に文書等で周知することになりました。近日中に配布する予定となっています。
防寒対策として、校則には手袋やマフラー、カーディガンが記載されています。コート等の上着は明記されていませんが、体調や天候などを考慮して着用することは禁止されてはいません。ただ、学校側のアナウンスがなかったことで、上着に関する運用の認識にズレが生じたようです。
生徒たちを思うならば、学校側は丁寧に説明すべきだったと思います。そのため、学校側には、保護者や生徒と意志疎通を密にし、学校生活の環境を改善するよう申したところ、上記のとおりの対応となったわけです。
一部で、コート等が禁止されているという前提に立った報道がなされています。いわゆる"ブラック校則"のような話に仕立てようとしているようにも感じられます。実際は禁止しているわけではありませんので、繰り返し補足しておきます。
こうした事案は、当該校に限ったものではないと思います。また、上着だけの話でもありませんし、校則についてのものだけでもないでしょう。今一度、学校と保護者・生徒が意志疎通をはかり、前を向いて歩んでいかなくてはなりません。