たいちの徒然日記

【オンライン申請に挑戦 いうほど簡単ではない】
年末になると、「政治資金収支報告書」の書類一式が広島県選挙管理委員会から郵送で届きます。このたび、書類とともにオンライン申請を呼びかけるチラシが入っていました。

収支報告書の提出期限は3月31日ですが、例年、年明けから3月下旬まで何かと忙しく、選管のある県庁に行かずに済む方法はないものかと思っていました。

今回、渡りに船というわけで、ICカードリーダーを購入し、オンライン申請に挑戦しました。

ところが、一難去ってまた一難というぐらい手こずり、2時間近くかかって利用申請の登録が完了しました。これでようやく、初回ログインのパスワードが送られてくるというもので、平たく言えば、申請の入り口に立っただけなのでした。

今年度オンライン申請に挑もうという議員の皆様、初回ログインのパスワードは数日後に届くので、早め早めに始動したほうが得策です。3月下旬に着手したのでは提出期限に間に合わない危険性があります。くれぐれもご注意ください。

さて、オンライン申請は政治資金収支報告書の提出に限らず、eーtaxや転入手続き、住民票交付など多岐にわたります。デジタルトランスフォーメーション（ＤＸ）の推進により、オンライン申請ができる分野が増えていくでしょう。

ただ、正直なところ、初めてオンライン申請をしようとする場合、分かりづらいことが多くて、相当難儀すると思います。政治資金収支報告書は提出が義務付けられているので歯を食いしばってマニュアルと格闘しましたが、多くの方は断念するのではないでしょうか。

種々の分かりにくさを改善し、より簡素にスタートラインに立てる仕様にしないと、ＤＸの効果が幅広く浸透しないのではないかと感じました。