活動報告

2020年03月17日(火)

2020年予算特別委員会 総務②「文化芸術振興」(3月17日)

「文化芸術振興」

質問要旨)
①新規事業に「総合文化芸術イベント」があります。芸術イベントと言いますと、昨年開催されました「あいちトリエンナーレ」や「ひろしまトリエンナーレ」のプレイベントなどで、公金支出がクローズアップされています。「総合芸術イベント」開催に至る経緯を教えてください。
広島市答弁)
広島市は国際平和文化都市として、さまざまな文化芸術に関する取り組みを行っています。「文化都市」としての認知度が十分ではないことから、広島市の強みである音楽とメディア芸術を柱としたイベントを開催したいと考えております。

質問要旨)
②文化都市へのステップアップの一環だと認識しました。ただ、この総合文化芸術イベントが、今秋開催予定の「ひろしまトリエンナーレ」とダブってしまうのです。2020年1月5日付の地元紙の一面に、3段見出しで、この総合文化芸術イベントと推測できる記事が出ていました。この記事中、開催趣旨に「経済活性化」「観光振興」という言葉が並んでいました。これはまさに、「ひろしまトリエンナーレ」の開催趣旨です。日本国民および広島市民は芸術イベントへの公金支出に敏感になっていまして、この総合文化芸術イベントが「あいちトリエンナーレ」や「ひろしまトリエンナーレ」プレイベントの二の舞になるのではないかと不安視する声をいただいています。改めて、総合文化芸術イベントのイメージ、コンセプトをご説明ください。

広島市答弁)
総合文化芸術イベントは、「ひろしまトリエンナーレ」のような現代アートの展覧会ではなく、音楽とメディア芸術を柱としたイベントを集中的に行っていくものwおです。音楽分野では、広島交響楽団と中心にした公演や市民参加型のコンサートの実施などが考えられます。メディア芸術では、広島国際アニメーションフェスティバルをさらに広げていくという視点に立ち、多くの人が映画館やテレビで楽しめるものも対象にし、(結果として)経済活性化や観光振興などでにぎわい創出できるように内容を見直していきます。