たいちの徒然日記たいちの徒然日記

元新聞記者むくぎ太一が
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2021年08月19日(木)

災害現場におけるヘリコプターの旋回と現場住民の安全確保 広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)

【ヘリコプターの旋回と現場住民の安全確保】

広島市安佐南区相田7丁目の安東亜ハイツの最上部にある砂防ダムは、このたびの記録的な大雨で土砂や倒木などが大量に流れ込み、一部があふれる被害がありました。

近隣住民の方々によりますと、この砂防ダムは完成して10数年ですが、このような事態は初めてということでした。

なお、この砂防ダムは武田山北側の中腹に位置します。この数日間、ヘリコプターが頻繁に武田山上空を低い高度で旋回していますが、消防などのものではないということです。

復旧作業に向けた調査が始まった8月19日午前に現場に行きました。この時もヘリコプターが目視できる高度で旋回していました。調査でドローンを飛ばそうとしましたが、ヘリコプターと接近する危険性やローターの風圧などの影響で飛ばしづらく、作業着手できない場面を目にしました。

こうした事情で復旧作業が遅れるということは、近隣住民の皆様の命にかかわりうることであり、また、様々な"二次被害"が起きてからでは取り返しのつかないことになりかねません。まず最優先されるべきは、現場の復旧、すなわち、住民の皆様の安全確保なのです。

これらのヘリコプターは航空法に則って最低高度(150メートル)を遵守して飛行しているということですが、住民の皆様の生活に支障をきたしたり、危険を感じたりするようなことがあれば、ご連絡いただければ幸いです。