たいちの徒然日記

【安佐南区長束地区浸水対策 水量監視カメラ設置へ】

こんにちは、広島市議会議員・むくぎ太一（椋木太一）です。

広島市安佐南区長束地区の浸水対策の一環で、旧国道沿いを流れる新安川に、監視カメラを１基設置することになりました。河川の水量の変化をネットなどを通じて24時間見ることができ、豪雨時などに早めの避難準備を促すことが期待されます。今年9月頃には取り付ける予定です。

今回、監視カメラを設置するのは、安佐南区長束3丁目の長束駅入口交差点そばの新安川右岸・新芦田屋橋上流です。同川左岸に量水標を新たに着け、カメラ映像を通じて水量が分かるようにします。

同交差点から西側の長束地区は、昨年８月の長雨で浸水被害に遭いました。JR安芸長束駅前の通りは冠水し、祇園消防団が立ち往生した住民らの救援に駆け付けたほどです。

これは、長雨の影響で太田川の水位が高くなったため、同川につながる新安川の水が流れなくなり、排水管をつたってあふれ出たとみられています。いわゆるバックウォーター（背水）が発生したということです。太田川と新安川の合流地点付近にポンプを着け、こうした事態に対応していますが、想定を超える雨量のため、長束地区に浸水したとみられています。

今回の監視カメラは、新安川の流水能力を直接的に上げるものではありませんが、逐次、水量を把握することで、人的被害を抑える効果は期待できます。

同地区を含めて、防災・減災対策の促進を粘り強く働きかけてまいります。