【自民党政令指定都市議会議員連盟総会 「特別市」制度の実現へ】広島市議会議員・むくぎ太一(椋木太一)
【自民党・政令指定都市議会議員連盟総会 「特別市」制度の実現に向けて】
「自民党政令指定都市議会議員連盟」の総会が11月6日に神戸市内で開催されました。
同議連は、全国20政令市の自民党所属議員で構成するもので、各種要望を出したり政策提言をしたりしています。
今回は、多様な大都市制度である「特別市」制度の創設に向けて、各指定都市で議連を立ち上げることなどがテーマとなりました。
指定都市は住民に一番近い「基礎自治体」であり、道府県並みの権限を持っています。一方で、権限に見合う財源は移譲されておらず、住民の皆様に十分なサービスが提供できていないのが実情です。また、地方行政が道府県と政令市の”二層構造”となっていることがスピーディーな施策展開を阻む要因となっています。これは、コロナ禍で露呈した課題です。
「特別市」制度は、地方行政を一層構造にして、より機動的で効果的な行政サービスの提供を実現しようとするものです。全国の5人に1人は政令市の住民です。政令市の周辺市町を含めると割合はもっと高まります。真の地方創生を目指すのであれば、「特別市」制度の実現はまったなしなのです。

